ごあいさつ

酒井保治郎先生の後任として、平成23年度より群馬県地域リハビリテーション支援センター長を務めさせていただくことになりました山崎恒夫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、ご案内のように群馬県の人口は平成12年にピークを迎えた後は減少の一途であり、昨年行われた国勢調査に基づく県の推計では、平成23年には200万人を割る事態となりました。また65歳以上の老年者の構成割合も、平成30年には全人口の30%近くにまで増加するとされています。さらに同じ県内でも人口の増加している地域と減少している地域があり、県民の居住地域の偏在化も目立ってきています。一方、世帯数は増加の一途であり、平成22年の1世帯当たりの平均人員は2.66人となりました。この中には多くのお年寄りだけの夫婦、あるいは高齢者の独居世帯が含まれていることと推察されます。

これらの数字は、高齢者や障害者の介護やリハビリテーションに関わる援助の手を、広く外へ求めていかなければならないことを表しております。しかしその一方で、住み慣れた地域で、できる限り自宅を離れることなく、従来と同じような生活を維持していきたいという願いも、多くの方々がもっておられます。群馬県ではこうしたご要望に応えるべく、居住地域内でリハビリテーションに専念できる「地域完結型」のリハビリテーションシステムの構築に努力してまいりました。具体的には、保健医療圏域ごとの地域リハビリテーション広域支援センター(一部圏域を除く)と、その支援機関として県地域リハビリテーション支援センターを設け、様々な活動を展開してまいりました。関係各位のご努力と・ご協力のおかげで、こうした活動は一定の成果を収めることができましたが、上記の如く介護者の数が減る中では、活動をますます充実して多くの方々の参加を仰がなければなりません。私たち県地域リハビリテーション支援センターは広域支援センターと共に、群馬県の地域特性にふさわしい地域リハ連携システムを構築し、私たちの活動が群馬県の高齢者や障害者、ひいては県民の皆様の幸せにつながるようにさらなる努力をしたいと思っています。

どうか私どもの活動にご理解とご支援のほどをお願いいたします。

(群馬県地域リハビリテーション支援センター長  山崎 恒夫)